日本人と遭遇の巻【パリ〜ダカール自転車旅 モロッコ編】
7/19 →talwyn 90km
早めに出発して距離稼ぐ作戦だったのに全く
スピードが出ない。今までこんなんだったっけ
しんどい
それもそのはず、平地に見えた道だが20kmで200mも登らされていた
目標物が無いって怖いね
今日は延々と続く平原を悪夢のような向かい風が吹く中、ただ黙々と走っていた
久しぶりに洗濯がしたかったので、ちょうどよくあったキャンプ場に宿泊。
・シャワー、洋式トイレ、wifi付き
・夕食70dh
・キャンプ一人40dh
・近くにカフェ付きガソリンスタンド有り
設備はかなりしっかりしているのでコスパは良い
そこで夕食を取っていると日本人に声をかけられる。これには大分驚いた
元同僚のモロッコ人、アヴドゥルのガイドで観光をしていたという小林さんに、
近くの村でアヴドゥルの従兄弟の結婚式があるからよかったら、とお誘いをいただいた
断る理由が無い。寧ろ行かせてください
車で20分程度行ったところの村にある大きな集会所のような建物で結婚式は開かれていた
玄関で10人ほどの女性が花を手に歌って踊っている。モロッコの伝統的なものらしい。子供達も集まり楽しげな雰囲気だ
私たちは中庭に通され、絨毯に座りミントティーを飲みつつ何かを待っていた。とりあえず待たされていた
その間暇だったので
・海外出張の際に隣同士のデスクだったので仲良くなった
・アヴドゥルは生まれも育ちもパリの生粋のパリジャンなのでモロッコの生水飲んだら普通に腹壊す
・キャンプ場に寄ったのはトイレしに入っただけで本当に偶然の出会い
など色々話していたところ、大皿で料理が運ばれてきた
一品目モロッコサラダ
二品目タジン鍋
三品目甘いパスタ
めちゃめちゃ量が多い
酒飲まない分いっぱい食べるのか
私は既にキャンプ場でメシは食べたが、出された分を残すのは許されない。腹がパンパンになるまで押し込んだ
普通に残したよね
その後、暇になった男性陣に西サハラを旅するにあたっての注意点教えてもらっていると午前2時を回っていたので流石に帰ることにした
別れ際に小林さんにお願いしたところ、アダプタが壊れ漬け物石になっていたPCを日本に持って行って頂けることになった
お誘いいただいたことと併せて本当にありがとうございました