サン・ルイでのブルキナファソ人との交流【パリ〜ダカール自転車旅 セネガル編】
8/16 サン・ルイ35km
ジャマ国境からサン・ルイ
ロッソの国境は何やら評判が悪いらしいが、Diama は30分ほどでスムーズに通れた
黄熱病の証明書の提示は求められなかったのだが、誰か見せている人はいるんだろうか。一人も取り出している者はいなかったが
それにしても道路の周囲の風景が全く違う。砂漠は完全に終わったらしい
広がるのは畑と川と湿地帯。国が違えば広がる風景も人も違う
国道に入るとガソリンスタンドにちゃんとしたコンビニがあって国民の所得の違いを感じる。セネガルの通貨持ってないので買えないけども
サン・ルイで久しぶりの酒
サン・ルイは西アフリカのフランス統治時代の拠点で世界遺産に登録されている
この島だけ他の場所と違い、街並みが西洋風で整っていると思ったらそういうことだったらしい
奥の方は暮らしている人でごった返している
サッカーは道路でやるものだよね
ウロウロしていると雰囲気の良いレストランを見つけた。そのうえ「bar」と書いてある
これはもしかすると…
酒 が 飲 め る
グラスもキンキンに冷えてやがる…長時間の自転車走行で火照った身体に約1ヵ月ぶりのビールっ…!
犯罪的だ…カイジくんの気持ちが分かった
贅沢を小出しにせずに豪遊っ…!
結局2000円くらい使って大満足
ブルキナファソ人との交流
一瞬で酔ったのでそのへんで寝ていると、ホテル探してない?と声をかけられる
いつもの客引きだと思ってあしらっていると何やら様子が違う。ブルキナファソから来て今路上で演奏して金を稼いでいるとパスポートも見せてきた
「ゲストハウス」に800円くらいで泊めてくれるらしい
なんとなく怪しいとは思ったが着いていくことにしたら、子供用のチャリをどこかから調達してきて案内してくれた
190cmくらいある黒人がミニチャリに乗っているとかわいい
10分くらい漕いで着いた先はそいつの家だった
いやぁ…これはゲストハウスでは無いなぁ…
しかも長屋で死ぬほど蒸し暑い
なかなかヤバいとこだったが、彼がニコニコしながら蚊取り線香とロウソクを買ってきて、
これでパーフェクト!って言ってたのでどうでもよくなった
とりあえず彼はまた仕事に行くらしく、夜まで散歩することにした
眠れない午前2時、いらだちがドアを叩く
夜飯取って帰ってくると、隣のおばちゃんとエロい格好をしたお姉さん達が家の前で喋っていた
セネガル人スタイルいいな
さて、寝るか
と思って部屋に入ると軽く照らしただけで結構な数のゴキブリがいる
とりあえずロウソクをつけてみる
向かいの部屋のお姉さんにお茶を貰いつつ、どうしようか考えてみた。ゴキブリは夜行性なのでロウソクの明かりが消えるとマズい
でもロウソク2本しかないんだが
トイレ行こう
ゴキブリだらけやんけ幼虫成虫盛りだくさんだわ
もう一回ぶらぶらして眠くなった頃に戻って来た。どうにか寝よう。おやすみ
…ガリッ
うわ今なんかに足噛まれたんだけど絶対ゴキブリじゃねーか気持ち悪っ
うわうわ寝れねぇよこんなの
あぐらかいてボーッとしながら起きているのかねているのか分からない状態でうつらうつらしているといつの間にか朝になっていた
全然眠れなかった
6時頃に彼が帰ってきた。いつもこのくらいに帰ってくるらしい
子猫を抱いていて、どっかで拾ってきたらしい
黒人+路上パフォーマー+子猫
なかなかドラマチックな組み合わせじゃないか
9時まで寝てから出発
起きた時隣の彼が朝勃ちしてたんか分からんが、服の上から完全にわかるくらいデカい
黒人ちん〇こは通常時だったとしてもこんなにデカいんか
勝てないわ
子猫は起きたら消えてた。彼はめっちゃ悲しんでたけど、そんなに動けないだろうしその辺にいるんじゃねぇかな
長屋の子供をチャリに乗せたりして遊んでからお別れした。出稼ぎ頑張ってな〜