気分の落ち込む日【パリ〜ダカール自転車旅 セネガル編】
8/17 100km
ガキにたかられる
まぁよくあることだが、今日は気分が落ち込んでいたから嫌な気分になってしまう
物乞いにうっかり金や物を渡すと、際限が無くなるということをちゃんと理解していなかった
私が出したのはモーリタニアの10ウギア硬貨でセネガルでは全く価値が無いが、100CFAフランとデザインが似ているのだ
というか多分価値の有無はあまり関係ないのかもしれない。われ先にと血走った子供達の目に若干の気持ち悪さを覚えた
手を出して金、金と言っていれば何か施しを受けられると思っているのが気に食わない
押し売りやぼったくりの方がまだいい
愚痴ばかり心に浮かんでくるのは何となく疲れているからだ。憂鬱な時は景色まで色褪せて見える
心が黄金なら、景色も黄金に映る
と誰かが言っていたが、その通りだと思う。
結局は人生前向きじゃないとどんな絶景も美食も贅沢も、所詮その場しのぎの消費にしかならない
そんなことを取り留めもなく考えているとパンクした。悪い時って大体そんなもん
羊うまい
飯食って寝よう
と思ってパンク修理してたらリムテープ捻り切れてる。サイズ合わないMTBのチューブ押し込んだからだわ…
リムテープの重要性を理解してなかったので何も貼らずにチューブ交換してしまった。後でもったいないことになるとは知らずに
ガソリンスタンドの軒下で寝かせてもらった