モーリタニア人の優しさ【パリ〜ダカール自転車旅 モーリタニア編】
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クレイジータクシーwithポリス
朝起きてラジオ体操を済ませて出発
…しようとしたら警察官に声をかけられる。どうやら次の街まで長いので乗せてってくれるらしい
せっかくなのでトラックの荷台に乗って一緒に行くことにした
人を乗せてると思えないほどの速度で走るため、ゴーグルをつけていないと目を開けてることすらできない
30分ほど走ると警察官の詰所のようなものに着いたここで降りろということらしい
50kmのクレイジータクシーはなかなか楽しかった
え…暑すぎる
次の街までの50kmは久しぶりにアップダウンの激しい道。正午間近で30°を超えた気温の中では割とキツかったが坂道は嫌いじゃない
道中地図に載っていない小さな村で休憩を取りつつAtar に到着。着いた時点で40°を超えていた
自転車に乗っていい温度ではない
18時のスクショでも42℃超えだよ…
昼飯を食べ休憩してから出発しようとしたが気持ちに体がついてこなかった
結局日陰で3時間ほど昼寝して出発したのは6時過ぎ
街を出ると映画オデッセイで見たような荒涼とした風景が広がる。生命の臭いを感じない
何にもないなほんとに
田舎に泊まろうin モーリタニア
日が暮れる間近に小さな村に着いたのでそこで寝ることにした
テントを張る場所を探してウロウロしていると村のおじさんが声をかけてきた。どうやら泊めてくれるらしい
その家の子供は明らかにアジア人を怖がっていたが、それも無理はないだろう
汚いスーツを着た髭面のアジア人しかも言葉が通じない。自分だったら怖い
結局お茶や夕ご飯をご馳走になり中庭で布団を敷いて寝ることになった
途中やけに英語がうまい村人に会ったが、話を聞くと近くの学校で英語を教えているらしい
その割には村の子供は全く英語を喋ろうとはしなかったが一体生徒は誰なんだ
星を眺めながら寝た